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BRIDGE SHIP HOUSE の世界に迫る 10000字大特集インタビュー!前編

三角

背後より忍び寄る三角。

───三角について聞かせてください。
BSH: 三角は元々は一枚絵に登場する不安の象徴として描いていたんですよ。
 マシューが不安を感じたときに出てくるんです。マシューが頭を抱えてる絵を描いてもあんまりポップじゃないじゃないですか。もうちょっとおちゃらけたというか、それじゃない伝え方をしたいんです。だから斧を持って背後から忍び寄ってくる。宗教画とかでよくあるじゃないですか。これが描かれてる場合はこういう状態みたいな。アイコンです。なので三角自体は感情はないんです。
 だいたいマシューが何かしてるそばで三角が現れても、モーリスは見てるけどマシューは見ていないパターンが多いですね。

───マシューのストーリーの続きがすごく気になります。
BSH: 新作描かないんですか?ってすごい言われます。
 でもイラストって見てる人が勝手にキャラクターに意味付けしてる部分もあるんだと思ってます。私も他の作家に対してやってます。何枚かの作品の共通点を見つけて、“どうしてココにコレ描きがちなんだろ?”って探っていくとか。

 勝手にモーリスは喋るサボテンですごく口が悪いって設定を考えている人もいました。そんなありがちな!って(笑)。かわいい顔した小さいものが口が悪いって日本人が超好きな設定じゃないですか。でも、私はそのパターンはうんざりしてます(笑)。
 みんなそれぞれ持ってるんですね。

───マシューの漫画を描く予定はありますか?
BSH: 漫画は、恐れていることがありまして。私は「ジム・ウードリング」※2という作家が好きなんですが、白黒のネズミ的なミッキーマウスとかフィリックス※3とか、あの系統のキャラクターで台詞がない漫画なんですよ。主人公自体もほとんど無表情で。かぶるじゃないですか(笑)だからあんまりやりたくない。キャラクターもので台詞がない漫画であんまりあの人を超えられる人はいないです。

※2 ジム・ウードリング(Jim Woodring) : 1952年 米国ロサンジェルス生まれ。シアトル在住のオルタナティヴ・コミック作家/画家。
※3 フィリックス・ザ・キャット : 黒猫をモチーフにしたアメリカの漫画、アニメーションのキャラクター。


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