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BRIDGE SHIP HOUSE の世界に迫る 10000字大特集インタビュー!後編

自分から発信することが作家にはぜったい必要

BSH: 今狙っているのは本秀康※6さんです。あの人はイラストレーターかつ漫画家なんです。なのにいまレーベルを始めたんです。雷音レコード※7っていう、7インチレコード専門のレーベルで。ジャケットを自分で描かれて。本さんは40代半ばくらいで、結構年上なんですけど、私はあの人の生き方が非常にうらやましい。

※6 本秀康 : http://www.recosuke.com/ イラストレーター/漫画家。
代表作に「レコスケくん」、月刊IKKI連載漫画「ワイルドマウンテン」など。
※7 雷音レコード : http://rhion.jp/ 本秀康氏が立ち上げた7インチ・シングル盤限定・アナログレコード専門レーベル。全てのタイトルのジャケットを本秀康氏本人が描きおろしている。

 
 本さんは、友達が若いんですよ。年下のバンドマンや作家と仲が良い様子がTwitterで流れてきます。本さんのよいところは、知名度があって仕事もありながら文化人なんです。カルチャーの中にいる感じがすごい。商業イラストレーターだと人に使われる身になるじゃないですか。自分から発信することが作家にはぜったい必要だと私は思うんです。その点、本さんは凄いです。その感じになりたい。

 イラストのカットの仕事って、ものによれば自分の名前は載らないし、自分の絵柄じゃなくてもいいんですよ。ただ言われた通りの絵が描ければ。それって楽じゃないですか。

 わたしの知る中で、受け仕事ばっかりでだんだん作家活動をしなくなってくる人もいます。“チョロチョロっとイラスト描いて、結構なお金もらえてオイシイんだよね”、って自慢げに言われたら、「あ、これは罠だ!」って思います。外側から見てなかったら、ぜんぜん気付かなかったと思います。自分もそんなこと言う側になってしまったらと思うと、「ダメだよ、ダメだよ」って。行きたい方向はそっちではないです。

 たとえば30歳超えたら生きていくことも考えていかなきゃ、とは思います。やりたいことをすることと収入を得ることのバランスをとっていくのは難しいだろうけど、お金を得ることだけに傾けた制作をするのはもうちょっと後になってからで、良いかなって思います。

───二時間半の話の中で、作品への愛、パンクへの想い、作家活動への強いこだわりを熱く語ったBRIDGE SHIP HOUSE。話す様子も、作品と同様に終止エネルギッシュで、カレーを一杯たいらげるほどでした。これからの活躍を楽しみにしております!


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