Tokyo Max Users Groupが主宰するイベント”〜WATER UNDER THE BRIDGE〜”にunsortedの針谷が出演します。お時間ありましたら、ぜひ起こしください。
針谷周作はメディア・プロジェクトSALONのディレクターとして、90年代後半から爆発的に活性化したアーティストたちのネットワークを粘り強く取材し、その創作の秘密を鋭く切り取ってきた。グリッチ特集の紙面にきらめくnato.0+55パッチにあこがれ、インタビューの中で解き明かされる音楽家たちのウィットとテクニックに嫉妬して、僕らはまんまとMaxのスパゲッティーコードに絡めとられた。SALONの5年近くの沈黙の後、2009年に針谷は新たな流れをマッピングするためにウェブメディアのUnsorted、出版社Unsorted Booksを立ち上げた。電子即興ユニットComputerSoupのメンバーとしての活動も再開、11月20日に自身のレーベルtoroskaioから新作”oldneo”のリリースを控えている。
SETENV代表の入江拓也もまた、特定のミュージアムや企業、研究機関などとの共依存を注意深く退けつつ、新たな質やアイデアが生まれるパフォーマンスや制作、議論の現場に僕らを立ち会わせてくれる。
2002年にはSONAR SOUND TOKYOのシンポジウムの企画から運営までに携わり、ディジタル・テクノロジーとオーディオ/ビジュアル文化を取り巻く言説の場を提供。2005年に都内リサイクル工場で開催されたVariations on a Silenceでは、刀根康尚やクリスチャン・マークレーら歴史的なミュージシャンとHecker、710.beppoら新進のテクノロジストが一同に会する環境をセッティングした。その後も岩井俊雄とYAMAHAによるデバイスTenori-Onの国内ローンチイベントなど、テクノロジーや言説と創造性の関係に焦点をあてたディレクションを続けている。 そして過去4年間で大小23回のイベントを開催し、国内外からのべ100人以上のアーティストやデザイナー、研究者を招いてユニークなテクニックと表現を紹介してきたTMUGチーム。過去のアーカイブを振り返りつ、TMUG/BRIDGEとしての展望を披露します!
SALONを抜け出し未だ分類されざるメディア=Unsortedへと向かう針谷の思考の行方とは?
2010年現在、入江が新たにセットするべき「環境」とは?
作り手と環境/メディアの関係性をさぐり、架橋するTMUG/BRIDGE最後の公開ミーティング!
2010年11月13日(土) at 西麻布Bullet’s 18:00 – 21:00 1000円(1ドリンク付き)
出演者
針谷 周作(unsorted books / SALON magazine)入江 拓也(SETENV)
more info ->
TMUG
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