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デヴィッド・リンチ展

映画界の鬼才デヴィッド・リンチの新作版画/写真展が6月25日(水)〜7月14日(月)まで渋谷ヒカリエ8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて現在開催中である。

デヴィッド・リンチ展

Installation view at 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery, Tokyo, 2014 © David Lynch photo by Kenji Takahashi

『イレイザーヘッド』(1977)『エレファントマン』(1980)『ワイルド・アット・ハート』(1990)などで知られるデヴィッド・リンチ。彼は若い頃から表現活動を映画制作のみではなく、絵画や写真、アニメーションや立体作品、さらに近年では音楽活動にまで拡げて行なっている。しかし多岐にわたるその表現活動も、人間の深層心理を抉り出すテーマは一環している。

入り口

Installation view at 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery, Tokyo, 2014 © David Lynch photo by Kenji Takahashi

展覧会の扉を入ると日常から逸脱したリンチの世界が広がっていた。
白い壁に等間隔に配置されたモノクロームの作品群は、どれも人間の内面を描き出しており、見るものに雄弁に訴えかける。ある種の暴力性とそれに対立する悲哀を感じさせるその作品らは、鑑賞者自身の内面にまで干渉して、非日常体験を強いる不気味な迫力を持つものばかりだ。

Please go away from here

David Lynch , Please go away from here , 2014,courtesy item editions , © David Lynch

入り口横に飾られているこの木版画(写真上)。 タイトルは「Please go away from here」 ブラックな世界がここから始まっている。

同展では近年作成されたリトグラフ・写真作品23点が展示されており、どの作品も購入が可能である。物販では音楽家としてのデビュー・アルバム『Crazy Clown Time』をはじめとし、最新作『The Big Dream』、その他作品集も購入できるので、まだデヴィッド・リンチをよく知らない方もその世界観に一層触れる事が可能だ。日常の価値観を打ち壊すリンチの作品の神髄はパソコンの画面越しの写真ではなかなか伝わらない。ぜひ展覧会にいって作品と対峙していただきたい。

Installation view at 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery, Tokyo, 2014 © David Lynch photo by Kenji Takahashi

Installation view at 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery, Tokyo, 2014 © David Lynch photo by Kenji Takahashi

Women and Machines

David Lynch, Women and Machines, 2012, courtesy item editions, © David Lynch

David Lynch, Man Makes Crying Man, 2012, courtesy item editions, © David Lynch

David Lynch, Man Makes Crying Man, 2012, courtesy item editions, © David Lynch

 

イベント情報
デヴィッド・リンチ展

会期:2014年6月25日(水)~7月14日(月)
会場:8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
住所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2−21−1 渋谷ヒカリエ8F
時間:11:00~20:00
料金:無料

デヴィッド・リンチ
1946年アメリカモンタナ州生まれ。画家を目指し1965年にペンシルべニア美術アカデミーに入学。AFI(アメリカ映画協会)の奨学金を得て1977年『イレイザーヘッド』を制作。その後、1980年『エレファント・マン』(アカデミー賞8部門ノミネート)、1986年『ブルーベルベット』(アカデミー賞監督賞ノミネート)、1990年『ワイルド・アット・ハート』(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)などを発表し、1989年~1991年TVシリーズ『ツイン・ピークス』では世界中でヒットを記録。2001年『マルホランド・ドライブ』ではカンヌ国際映画祭監督賞を、2006年には今までの業績に対してヴェネチア国際映画祭栄誉金獅子賞を受賞している。



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